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レンズの選び方

検査結果に基づき、お客様の処方度数と一人ひとり異なる装用状況、生活パターンを考慮して、個々のお客様に最も適した設計をご提案をいたします。
レンズには様々な種類がありますので、それぞれの特徴や用途にあわせてお選び下さい。

レンズの分類

レンズは大きく分けて「2つに分類」できます。自分が必要とするレンズを、上手に使い分けられることをおすすめします。

単焦点レンズ
遠視・近視・乱視・老視の、どの視力補正にも用いられる、一般的なレンズです。
レンズの焦点がひとつなので、遠距離・近距離両方を見る力の衰えていない30代までの方か、 老眼のすすんだ方は、遠距離専用(運転用など)・近距離専用(読書用など)のメガネに使用できます。
ライフスタイルにあわせた単焦点レンズを取り揃えています。
薄く軽く、かけた時の目元の美しさに優れたタイプが主流になっています。豊富なバリエーションから度数や使用目的にあわせてお選びいただけます。
多焦点レンズ
主に40歳を超えて老視が始まった方、すでに老視が進んだ方が、一つのメガネで「遠くも近くも」見えるように補正するのがこのタイプです。 お若い方でも、パソコン作業の多い場合は室内用やデスクワーク用をご提案する場合もあります。受験勉強中や大学生で黒板の字も教科書もはっきり見たいという方にも適しています。

レンズの構造としては、
(1)累進レンズ(境目のない多焦点レンズ):レンズに境目がなく、下部にいくほど近くに焦点があい、遠距離はレンズの上部で見ます。
(2)バイフォーカルレンズ(境目のある2重焦点):本や手元などは下部の小玉レンズで、遠方はレンズの上部で見るタイプです。 遠近両用に使えますが、真ん中にはっきりした線が邪魔になったり、境目があることで老けて見られる場合があります。
(3)トライフォーカルレンズ(境目のある3重焦点):遠距離、中距離(1~3m)、近距離(40cm)の3点に焦点があるレンズです。
この3つがあり、さらに
・常用遠近両用レンズ:リガード/ウイング/UJ2
・遠視重視タイプ(運転・外出用)ファンドライブ
・中近重視タイプ(室内で過ごす時間が長い方用) キャスター
・近用ワイドタイプ(デスクワーク・パソコン作業が長い方、読書や手芸をよくする方用)ファンクリック
・ゴルフ専用 EYE楽GOLF50
など、用途によって様々な種類があります。

ガラスレンズとプラスチックレンズ

レンズはガラス製・プラスティック製の2種類があります。それぞれの特徴から用途に合ったほうをお選び下さい。

ガラスレンズ
メリットは傷に強いこと、長持ちすること、度数が強くてもレンズの厚みが薄くなることなどがです。
反対にデメリットとして、重い、割れやすいなどがあります。
機械作業・屋外作業などでレンズに傷がつくことが多い方、強度近視で、少しでもレンズの厚みを薄くしたい方におすすめできます。
プラスティックレンズ
メリットは軽いこと、割れにくいこと、紫外線防止効果が高いこと、カラーバリエーションが豊富なことなどです。
デメリットとしては、傷がつきやすいこと、熱などで変質しやすいことなどがあげられます。
少しでも軽いメガネにしたい方、メガネを踏んでしまう恐れのある方、サングラスなどの用途にもおすすめです。

球面レンズと非球面レンズ

メガネレンズを選ぶときに「球面設計」「非球面設計」という言葉をよく耳にします。一般的には非球面設計のほうが高額とされていますが、 それぞれ特性がありますので、球面設計でも十分な場合もあります。お客様の検査結果に基づいてご提案いたします。

球面レンズ
レンズのカーブが球の一部を切り取った形をしている一般的な凹レンズ、凸レンズです。 弱めの近視の方でしたら、球面レンズでも十分ですが、度数が強くなると鮮明に見える範囲が狭くなったり、物が歪んで見えたりすることがあります。
非球面レンズ
レンズの外面カーブを非球面に設計しています。球面設計のレンズに比べ、周辺部のボヤケやユガミが少ない、薄く、軽いレンズができます。
強度近視の方、遠視の方、強度乱視の方などはこちらのレンズにするメリットがあります。

特殊機能レンズ

カラー加工
『Function Color』は、特殊染色技術の導入により、眩しさの原因となる短波長(青色光)を効率的にカットすることで、 見易さをアップします。 同時にファンクションカラーのレンズを通して見ることで、明るさに差ができ、明るさの差が色の差を 際立たせることでコントラストがアップ、物がくっきり見えるようになります。
防曇レンズ
曇り防止コートが施してあります。
偏光レンズ
魚釣り等に用います。
調光レンズ
太陽光線に当たるとレンズの色が濃くなり、室内では薄くなります。